第73回安田記念

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第73回安田記念
第73回安田記念ゴール前
(優勝馬 ソングライン、鞍上 戸崎圭太
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会(JRA)
競馬場 東京競馬場
施行年 2023年
施行日 6月4日
距離 芝1600m
格付け GI
出走条件 サラ系3歳以上(指定・国際)
負担重量 定量(3歳54kg、4歳以上58kg、牝馬2kg減)
天候
馬場状態
優勝馬 ソングライン
優勝騎手 戸崎圭太美浦
優勝調教師 林徹(美浦)
優勝馬主 (有)サンデーレーシング
優勝生産者 ノーザンファーム安平町
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第73回安田記念は、2023年6月4日東京競馬場で施行された競馬競走である。ソングラインが優勝した[1]

優勝騎手の戸崎圭太2011年リアルインパクト以来、2度目の制覇となった。

出走馬の状況

トライアル競走のマイラーズカップの勝ち馬シュネルマイスター京王杯スプリングカップを勝ったレッドモンレーヴ、及び大阪杯を勝ち初のマイル参戦となるジャックドールヴィクトリアマイルの勝ち馬であり、前年の勝者であるソングラインと2着に敗れたソダシが参戦を決めた。

3歳馬世代からは、NHKマイルカップを勝ったシャンパンカラーと前年の朝日杯フューチュリティステークス勝ち馬で12着に敗れたドルチェモアが参戦を決めた。

主な前哨戦の結果

第54回読売マイラーズカップ GII

  • 京都・1600mで実施[2]
  • 1着馬に優先出走権が与えられる。

※性齢は全て4歳以上。

着順 競走馬名 騎手 タイム 着差 安田記念への出否
1着 シュネルマイスター C.ルメール 1:31.5 出走
2着 ガイアフォース 西村淳也 1:31.5 クビ 出走
3着 ソウルラッシュ 松山弘平 1:31.6 クビ 出走
4着 シャイニーロック 酒井学 1:31.6 アタマ
5着 マテンロウオリオン 横山典弘 1:31.7 クビ 出走

第68回京王杯スプリングカップ GII

  • 東京・1400mで実施[3]
  • 1着馬に優先出走権が与えられる。

※性齢は全て4歳以上。

着順 競走馬名 騎手 タイム 着差 安田記念への出否
1着 レッドモンレーヴ 横山和生 1:20.3 出走
2着 ウインマーベル 松山弘平 1:20.4 1/2
3着 ダディーズビビッド 浜中俊 1:20.5 クビ

その他の前哨戦の結果

第67回大阪杯 GI

※性齢は全て4歳以上。

着順 競走馬名 騎手 タイム 着差 安田記念への出否
1着 ジャックドール 武豊 1:57.4 出走
2着 スターズオンアース C.ルメール 1:57.4 ハナ
3着 ダノンザキッド 横山和生 1:57.4 クビ

第18回ヴィクトリアマイル GI

  • 東京・1600mで実施[5]

※性齢は全て4歳以上。

着順 競走馬名 騎手 タイム 着差 安田記念への出否
1着 ソングライン 戸崎圭太 1:32.2 出走
2着 ソダシ D.レーン 1:32.2 アタマ 出走
3着 スターズオンアース C.ルメール 1:32.3 3/4

第28回NHKマイルカップ GI

  • 東京・1600mで実施[6]

※性齢は全て3歳牡・牝馬。

着順 競走馬名 騎手 タイム 着差 安田記念への出否
1着 シャンパンカラー 内田博幸 1:33.8 出走
2着 ウンブライル 横山武史 1:33.8 アタマ
3着 オオバンブルマイ 武豊 1:34.0 1.1/4

出走馬・枠順

2023年6月4日 第3回東京開催2日目 第11競走
コース
芝 1,600m (Cコース)
天気
曇 馬場状態: 良 発走: 15時40分

※全頭とも性齢は「牡・牝3歳以上」、斤量は3歳54kg、4歳以上58kg、牝馬2kg減

枠番 馬番 競走馬名 騎手 調教師 馬主 単勝人気 馬体重

[kg]

オッズ 人気
1 1 ナランフレグ 丸田恭介 宗像義忠 村木克成 147.1 16 490
2 メイケイエール 池添謙一 武英智 名古屋競馬(株) 37.0 12 480
2 3 ジャックドール 武豊 藤岡健一 前原敏行 8.0 5 508
4 セリフォス ダミアン・レーン 中内田充正 (株)G1レーシング 5.8 3 486
3 5 ソダシ 川田将雅 須貝尚介 金子真人ホールディングス(株) 5.5 2 486
6 ダノンスコーピオン ミルコ・デムーロ 安田隆行 (株)ダノックス 67.1 14 466
4 7 ガイアフォース 西村淳也 杉山晴紀 KRジャパン 19.0 8 492
8 ドルチェモア 坂井瑠星 須貝尚介 (株)スリーエイチレーシング 166.9 17 474
5 9 シャンパンカラー 内田博幸 田中剛 青山洋一 35.5 11 504
10 ソウルラッシュ 松山弘平 池江泰寿 石川達絵 10.8 6 502
6 11 イルーシヴパンサー 岩田望来 久保田貴士 草間庸文 11.7 7 480
12 ナミュール 横山武史 高野友和 (有)キャロットファーム 29.9 9 448
7 13 レッドモンレーヴ 横山和生 蛯名正義 (株)東京ホースレーシング 31.9 10 506
14 シュネルマイスター クリストフ・ルメール 手塚貴久 (有)サンデーレーシング 4.2 1 490
15 マテンロウオリオン 横山典弘 昆貢 寺田千代乃 145.9 15 488
8 16 カフェファラオ 浜中俊 堀宣行 西川光一 226.1 18 526
17 ウインカーネリアン 三浦皇成 鹿戸雄一 (株)ウイン 54.8 13 510
18 ソングライン 戸崎圭太 林徹 (有)サンデーレーシング 7.4 4 480

結果・払戻金

順位表

着順 枠番 馬番 馬名 タイム 上3F 着差
(馬身)
1 8 18 ソングライン 1:31.4 33.1
2 2 4 セリフォス 1:31.6 33.6 1.1/4
3 7 14 シュネルマイスター 1:31.6 32.8 アタマ
4 4 7 ガイアフォース 1:31.6 33.3 クビ
5 2 3 ジャックドール 1:31.7 34.0 クビ
6 7 13 レッドモンレーヴ 1:32.0 33.5 1.3/4
7 3 5 ソダシ 1:32.0 34.2 クビ
8 8 17 ウインカーネリアン 1:32.1 34.5 クビ
9 5 10 ソウルラッシュ 1:32.2 33.6 1/2
10 6 11 イルーシヴパンサー 1:32.2 33.7 クビ
11 7 15 マテンロウオリオン 1:32.3 33.3 1/2
12 8 16 カフェファラオ 1:32.3 34.4 アタマ
13 3 6 ダノンスコーピオン 1:32.4 34.3 アタマ
14 5 9 シャンパンカラー 1:32.6 34.5 1.1/4
15 1 2 メイケイエール 1:32.7 34.4 1/2
16 6 12 ナミュール 1:33.3 34.5 3.1/2
17 1 1 ナランフレグ 1:33.3 34.5 ハナ
18 4 8 ドルチェモア 1:34.3 36.1 6

払戻金

馬番/枠番 人気 金額(円)
単勝 18 4 740
複勝 18 4 220
4 3 210
14 1 160
馬単 18→4 16 4,240
馬連 4 - 18 6 1,890
枠連 2 - 8 5 1,300
ワイド 4 - 18 8 770
14 - 18 2 450
4 - 14 3 460
3連単 18→4→14 20 14,510
3連複 4 - 14 - 18 3 2,290

エピソード

脚注

注釈

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ 谷川善久 (2023年6月4日). “第73回 安田記念”. jra.jp. 日本中央競馬会. 2023年6月10日閲覧。
  2. ^ “2023年 読売マイラーズカップ JRA”. jra.jp. 日本中央競馬会 (2023年4月23日). 2023年6月3日閲覧。
  3. ^ “2023年 京王杯スプリングカップ JRA”. jra.jp. 日本中央競馬会 (2023年5月13日). 2023年6月3日閲覧。
  4. ^ 谷川善久 (2023年4月2日). “2023年 大阪杯”. www.jra.go.jp. 日本中央競馬会. 2023年6月3日閲覧。
  5. ^ 谷川善久 (2023年5月14日). “2023年 ヴィクトリアマイル”. www.jra.go.jp. 日本中央競馬会. 2023年6月3日閲覧。
  6. ^ 谷川善久 (2023年5月7日). “2023年 NHKマイルカップ”. www.jra.go.jp. 日本中央競馬会. 2023年6月3日閲覧。
  7. ^ “【安田記念】GⅠでド派手に決めた!林徹調教師がJRA通算100勝 節目のVにも「全く気付いていなかったです」”. 東スポ競馬. 2023年6月4日閲覧。
  8. ^ “【安田記念】ソングライン連覇 ウオッカ以来、史上3頭目 戸崎圭太騎手「自信を持って乗せていただいた」”. netkeiba. 馬トク報知. 2023年6月4日閲覧。
日本の旗 安田記念勝ち馬
   

国際競走指定前:
01回(1951年) イツセイ
02回(1952年) スウヰイスー
03回(1953年) スウヰイスー
04回(1954年) フソウ
05回(1955年) クリチカラ
06回(1956年) ヨシフサ
07回(1957年) ヘキラク
08回(1958年) ラプソデー
09回(1959年) ヒシマサル
第10回(1960年) オンワードベル
第11回(1961年) ホマレボシ
第12回(1962年) トウコン
第13回(1963年) ヤマノオー
第14回(1964年) シモフサホマレ
第15回(1965年) パナソニック
第16回(1966年) ヒシマサヒデ
第17回(1967年) ブツシヤン
第18回(1968年) シエスキイ
第19回(1969年) ハードウエイ
第20回(1970年) メジロアサマ
第21回(1971年) ハーバーゲイム
第22回(1972年) ラファール
第23回(1973年) ハクホオショウ
第24回(1974年) キョウエイグリーン
第25回(1975年) サクライワイ
第26回(1976年) ニシキエース

第27回(1977年) スカッシュソロン
第28回(1978年) ニッポーキング
第29回(1979年) ロイヤルシンザン
第30回(1980年) ブルーアレツ
第31回(1981年) タケデン
第32回(1982年) スイートネイティブ
第33回(1983年) キヨヒダカ
第34回(1984年) ハッピープログレス
第35回(1985年) ニホンピロウイナー
第36回(1986年) ギャロップダイナ
第37回(1987年) フレッシュボイス
第38回(1988年) ニッポーテイオー
第39回(1989年) バンブーメモリー
第40回(1990年) オグリキャップ
第41回(1991年) ダイイチルビー
第42回(1992年) ヤマニンゼファー

国際競走指定後:
第43回(1993年) 日本の旗 ヤマニンゼファー
第44回(1994年) 日本の旗 ノースフライト
第45回(1995年) アラブ首長国連邦の旗 ハートレイク
第46回(1996年) 日本の旗 トロットサンダー
第47回(1997年) 日本の旗 タイキブリザード
第48回(1998年) 日本の旗 タイキシャトル
第49回(1999年) 日本の旗 エアジハード
第50回(2000年) 香港の旗 フェアリーキングプローン
第51回(2001年) 日本の旗 ブラックホーク

第52回(2002年) 日本の旗 アドマイヤコジーン
第53回(2003年) 日本の旗 アグネスデジタル

国際G1昇格後:
第54回(2004年) 日本の旗 ツルマルボーイ
第55回(2005年) 日本の旗 アサクサデンエン
第56回(2006年) 香港の旗 ブリッシュラック
第57回(2007年) 日本の旗 ダイワメジャー
第58回(2008年) 日本の旗 ウオッカ
第59回(2009年) 日本の旗 ウオッカ
第60回(2010年) 日本の旗 ショウワモダン
第61回(2011年) 日本の旗 リアルインパクト
第62回(2012年) 日本の旗 ストロングリターン
第63回(2013年) 日本の旗 ロードカナロア
第64回(2014年) 日本の旗 ジャスタウェイ
第65回(2015年) 日本の旗 モーリス
第66回(2016年) 日本の旗 ロゴタイプ
第67回(2017年) 日本の旗 サトノアラジン
第68回(2018年) 日本の旗 モズアスコット
第69回(2019年) 日本の旗 インディチャンプ
第70回(2020年) 日本の旗 グランアレグリア
第71回(2021年) 日本の旗 ダノンキングリー
第72回(2022年) 日本の旗 ソングライン
第73回(2023年) 日本の旗 ソングライン
第74回(2024年) 香港の旗 ロマンチックウォリアー

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