祁答院町黒木

日本 > 鹿児島県 > 薩摩川内市 > 祁答院町黒木
祁答院町黒木
薩摩川内市立黒木小学校
薩摩川内市立黒木小学校
北緯31度53分8.7秒 東経130度31分34.6秒 / 北緯31.885750度 東経130.526278度 / 31.885750; 130.526278
日本の旗 日本
都道府県 鹿児島県の旗 鹿児島県
市町村 薩摩川内市
地域 祁答院地域
人口
2020年10月1日現在)
 • 合計 592人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
895-1504
市外局番 0996
ナンバープレート 鹿児島
運輸局住所コード 46514-0743[1]
地図
この項目に含まれる文字は、オペレーティングシステムブラウザなどの環境により表示が異なります。 の文字は公式の表記と異なる可能性があります。

祁答院町黒木(けどういんちょうくろき)は、鹿児島県薩摩川内市大字[2]。旧薩摩国南伊佐郡黒木郷黒木村薩摩郡黒木村大字黒木薩摩郡祁答院町大字黒木郵便番号は895-1504。人口は592人、世帯数は276世帯(2020年10月1日現在)[3]

地理

薩摩川内市の東部、南方川の中流域に位置している。字域の北方から西方にかけてはさつま町広瀬、北方から東方にかけてはさつま町中津川、南方には薩摩川内市祁答院町上手祁答院町下手、東方には霧島市横川町上ノ、姶良市北山がそれぞれ接している。

字域を鹿児島県道396号薩摩祁答院線が南北に通っており、鹿児島県道462号堂山宮之城線が東西に通っている。県道396号と県道462号が重複している付近に薩摩川内市立黒木小学校が所在している。集落は黒木小学校付近に多く所在しており、東方には矢止岳連峰が広がっている。

河川

  • 南方川

歴史

黒木の成立と中世

黒木という地名は室町期より見え、薩摩国祁答院のうちであった。応永7年の渋谷重茂避状に「祁答院内中津川名并黒木村事」とあり、黒木村は渋谷祁答院氏の所領であったが、領主祁答院重茂が中津川名(現在のさつま町中津川)と黒木村を同族の入来院重頼に避渡している。

戦国期には島津氏と渋谷氏は激しく抗争し黒木村にも戦火が及んだ。大村城を攻略した帖佐島津氏の軍によって黒木村と中津村を放火され、焼き払われてしまった。その後文禄4年の三州内所替により、北郷時久が宮之城領主となると黒木村は北郷氏の領有となった。慶長5年に北郷氏が都城に復帰した後は島津忠長の所領となった[4]

近世

江戸期は薩摩国南伊佐郡黒木郷(外城)のうちであり、村高は「天保郷帳」では1,345石余、「旧高旧領」では1,722石余であった[4]

町村制施行以降

円明院跡と仁王像(黒木村役場跡)

1889年(明治22年)に町村制が施行されたのに伴い江戸期の黒木村の区域が単独で自治体となり、黒木村の唯一の大字「黒木」となった。1955年(昭和30年)には黒木村が大村及び藺牟田村と合併し、祁答院町の大字となった[4]

2004年(平成16年)に祁答院町が川内市、東郷町、入来町樋脇町、里村、上甑村下甑村、鹿島村と共に新設合併し薩摩川内市の大字「祁答院町黒木」となった。

人口

以下の表は国勢調査による小地域集計が開始された1995年以降の人口の推移である。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[5]
958
2000年(平成12年)[6]
963
2005年(平成17年)[7]
897
2010年(平成22年)[8]
781
2015年(平成27年)[9]
691
2020年(令和2年)[3]
592

施設

公共

黒木地区コミュニティセンター
  • 祁答院矢立農村公園せせらぎの里
  • 黒木わいわいクラブ

教育

黒木小学校正門(2023年9月)
  • 薩摩川内市立黒木小学校

郵便局

  • 薩摩黒木簡易郵便局

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[10]

大字 番地 小学校 中学校
祁答院町黒木 全域 薩摩川内市立黒木小学校 薩摩川内市立祁答院中学校

交通

道路

一般県道

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2021年4月26日閲覧。
  2. ^ 川薩地区合併協議会 町・字の取り扱いについて
  3. ^ a b “国勢調査 令和2年国勢調査小地域集計 (主な内容:基本単位区別,町丁・字別人口など)46:鹿児島県”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月10日閲覧。
  4. ^ a b c 角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.269 - 270
  5. ^ “国勢調査 / 平成7年国勢調査 小地域集計 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  6. ^ “国勢調査 / 平成12年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  7. ^ “国勢調査 / 平成17年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  8. ^ “国勢調査 / 平成22年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  9. ^ “国勢調査 / 平成27年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  10. ^ “薩摩川内市 義務教育”. 薩摩川内市役所. 2010年9月5日閲覧。

関連項目

  • 黒木 (曖昧さ回避)

外部リンク

  • 黒木地区コミュニティ協議会 - 薩摩川内市市民活動情報サイト
さつま町広瀬 さつま町広瀬・中津川 さつま町中津川
さつま町広瀬 北 姶良市北山
西   祁答院町黒木   東
南
祁答院町上手 祁答院町上手 姶良市蒲生町漆
川内地域
薩摩川内市の位置
樋脇地域
入来地域
東郷地域
祁答院地域
里地域
上甑地域
下甑地域
鹿島地域
一覧カテゴリ カテゴリ

座標: 北緯31度53分8.7秒 東経130度31分34.6秒 / 北緯31.885750度 東経130.526278度 / 31.885750; 130.526278

  • 表示
  • 編集
スタブアイコン

この項目は、日本のに関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(PJ:日本の町・字/Portal:日本の町・字)。

  • 表示
  • 編集