深水六郎

深水 六郎（ふかみ ろくろう、1901年11月19日 - 1995年1月4日）は、日本の政治家、逓信官僚、実業家。参議院議員（2期）、熊本放送取締役、民間放送連盟副会長、熊本県経営者協会会長。

経歴

• 1901年（明治34年）11月19日-現在の熊本県水俣市で生まれる。
• 1919年（大正8年）-熊本県立中学済々黌卒業
• 1922年（大正11年）-第七高等学校造士館卒業
• 1925年（大正14年）-東京帝国大学法学部卒業後、逓信省入省
• 1943年（昭和18年）12月-仙台逓信局長
• 1945年（昭和20年）5月-退官
• 1947年（昭和22年）-第1回参議院議員通常選挙熊本県選挙区初当選（日本自由党、任期3年）
• 1948年（昭和23年）-参議院通信委員会委員長
• 1949年（昭和24年）-第2回参議院議員通常選挙当選（自由党）
• 1952年（昭和27年）-参議院建設委員会委員
• 1953年（昭和28年）-第5次吉田内閣経済審議政務次官
• 1956年（昭和31年）7月-第4回参議院議員通常選挙落選（自由民主党）
  • 8月-運輸審議会委員
• 1958年（昭和33年）-ラジオ熊本代表取締役社長就任
• 1961年（昭和36年）-社名変更により熊本放送代表取締役社長となる
• 1963年（昭和38年）-日本民間放送連盟理事
• 1972年（昭和47年）-勲二等旭日重光章受章（勲四等からの昇叙）^[1]
• 1973年（昭和48年）-済々黌同窓会会長
• 1976年（昭和51年）-前島賞受賞（事業業績）^[2]
• 1978年（昭和53年）-熊本放送代表取締役会長就任
• 1985年（昭和60年）-熊本県近代功労者顕彰
• 1988年（昭和63年）-熊本放送取締役最高顧問就任
• 1992年（平成4年）-熊本放送取締役退任
• 1995年（平成7年）1月4日-死去、93歳。死没日をもって従四位から正四位に叙される^[3]。
• 1996年（平成8年）-マスコミ功労者顕彰（放送功労者部門）^[4]
• 2001年（平成13年）-民間放送功労者顕彰

脚注

参考文献

• 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
• 『熊本人名録』熊本日日新聞社 1986年。

議会
先代 新設	参議院通信委員長 1947年 - 1948年	次代 廃止

表 話 編 歴 参議院通信委員長 (1947年-1948年)
新設 深水六郎 廃止

表 話 編 歴 熊本県選挙区選出参議院議員(1947年 - )
第1回 （定数4）	田方進↓ 堀内到↓ 城義臣↑ 松野鶴平↑ 3年議員 谷口弥三郎 深水六郎
偶数回 定数2 第2回 深水六郎 谷口弥三郎 第4回 森中守義 林田正治 第6回 園木登↓ 林田正治 北口龍徳↑↓ 園田清充↑ 第8回 高田浩運 園田清充 第10回 高田浩運↓ 園田清充 田代由紀男↑ 第12回 田代由紀男 園田清充↓ 守住有信↑ 第14回 田代由紀男 守住有信 第16回 守住有信 浦田勝 第18回 本田良一 木村仁 奇数回 定数2 第3回 松野鶴平 寺本広作 第5回 桜井三郎↓ 松野鶴平↓ 野上進↑ 沢田一精↑ 第7回 森中守義 沢田一精 第9回 寺本広作 森中守義 第11回 三善信二↓ 細川護熙 三浦八水↑ 第13回 沢田一精 浦田勝 第15回 紀平悌子 沢田一精 第17回 阿曽田清↓ 三浦一水 魚住汎英↑
定数1 （第19回以降）	奇数回 三浦一水 松野信夫 馬場成志 偶数回 木村仁 松村祥史
↓：途中辞職、失職、在職中死去など、↑：補欠選挙で当選。