桃山南口駅

桃山南口駅*
中書島方面の駅舎(2021年1月)
ももやまみなみぐち
Momoyama-minamiguchi
KH71 観月橋 (1.6 km)
(0.8 km) 六地蔵 KH73
地図
所在地 京都市伏見区桃山町丹後11番地
北緯34度55分51.61秒 東経135度47分1.23秒 / 北緯34.9310028度 東経135.7836750度 / 34.9310028; 135.7836750座標: 北緯34度55分51.61秒 東経135度47分1.23秒 / 北緯34.9310028度 東経135.7836750度 / 34.9310028; 135.7836750
駅番号 KH  72
所属事業者 京阪電気鉄道
所属路線 宇治線
キロ程 2.3 km(中書島起点)
電報略号 桃(駅名略称方式)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
4,107人/日
-2022年-
開業年月日 1913年大正2年)6月1日
備考 無人駅自動券売機有)
* 1949年に御陵前駅から改称
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配線図
凡例

六地蔵駅

STRg STRf
PSTR(R) PSTR(L)
PSTR(R) PSTR(L)
STRg STRf

観月橋駅

宇治方面の駅舎(2021年1月)

桃山南口駅(ももやまみなみぐちえき)は、京都府京都市伏見区桃山町丹後にある、京阪電気鉄道宇治線。駅番号はKH72

歴史

1913年大正2年)6月の京阪宇治線の開業と同時に開設された駅。開設の目的は同年7月に桃山御陵で予定された「明治天皇御1年祭」の参拝者輸送だった。貨物輸送は1914年(大正3年)9月に開始され、駅に隣接するニチボー(現:ユニチカ)の工場への貨物の積み下ろし施設があった。

水害の多発地帯で、戦後1953年(昭和28年)の台風13号1961年(昭和36年)の第2室戸台風などでは線路が浸水して不通になった。山科川に隣接する堤防が昭和40年代になって作られた[1]

1981年(昭和56年)の駅舎改築までは宇治行きホーム側のみに改札口が有り、朝のみ中書島行きホームへの臨時改札口が設けられていた。1998年平成10年)8月までは構内踏切が有った[2]

年表

駅構造

相対式2面2線のホームを持つ地上駅である。改札口は上下線で独立して設けられており、改札内で互いのホームを行き来することはできない。宇治方(ホーム西側)に改札口があり、宇治方面の改札口には早朝深夜を除き駅員が配置されている(中書島方面の改札口は朝ラッシュ時のみ配置)。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 宇治線 上り 中書島方面[9]
2 下り 宇治方面[9]
  • ホーム(2020年1月)
    ホーム(2020年1月)

利用状況

  • 2009年11月10日の利用客数は6,018人(『京阪百年のあゆみ』より)。
  • 2022年度の1日平均の乗車客数(降車客を含まない)は約2,082人(京都府統計書より)。
    • UR桃山南団地が近くにあり、また駅周辺も住宅地となっているため利用客は多い。

駅周辺

隣の駅

京阪電気鉄道
宇治線
観月橋駅 (KH71) - 桃山南口駅 (KH72) - 六地蔵駅 (KH73)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 「鉄道ピクトリアル」2000年12月増刊号「特集京阪電気鉄道」のP85に掲載されている1965年9月撮影の桃山南口-観月橋を撮影した写真には堤防は無く川の横を京阪電車が走っていた
  2. ^ a b c d e f 出典・京阪開業100年記念誌『京阪百年のあゆみ』資料編145頁
  3. ^ 出典・京阪開業100年記念誌『京阪百年のあゆみ』資料編208頁
  4. ^ 出典・「鉄道ピクトリアル」1984年1月増刊号「特集京阪電気鉄道」の124頁
  5. ^ 出典・植村善博 著『京都の治水と昭和大水害』(文理閣刊)7頁 「昭和34年8月水害浸水域図」、89-115頁 第4章「宇治川と宇治市の水害」
  6. ^ 出典・駅置きの月刊広報誌「くらしの中の京阪」1981年4月号
  7. ^ 出典・「くらしの中の京阪」1992年3月号
  8. ^ 出典・「くらしの中の京阪」1994年11月号
  9. ^ a b “桃山南口駅|駅構内図”. 京阪電気鉄道. 2022年9月19日閲覧。

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、桃山南口駅に関連するカテゴリがあります。

外部リンク

  • 桃山南口駅 - 京阪電気鉄道
  • おけいはん.ねっと|駅情報局:桃山南口駅

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