核相

核相(かくそう)とは、細胞核内の染色体の構成の状態を指す用語[1]

例えばヒト体細胞では通常、母親からの23本、父親からの23本、それぞれ染色体が存在するが、これらは1番染色体で1組(2本)、2番染色体で1組(2本)、という風に組となって構成されており、この場合「核相は複相(ふくそう)である」や「核相は 2n=46 である」と表現される[2]

一方、同じ種のヒトであっても生殖細胞においては、その生成過程で減数分裂が行われることから、1番染色体は1本、2番染色体は1本、という風な構成となっている。これを指して「核相は単相(たんそう)である」や「核相は n=23 である」と表現される[2]

出典

  1. ^ https://kotobank.jp/word/%E6%A0%B8%E7%9B%B8-460461
  2. ^ a b http://manabu-biology.com/archives/%E6%A0%B8%E7%9B%B8%E3%81%A8%E6%A0%B8%E5%9E%8B%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F%EF%BC%8D%E6%A0%B8%E7%9B%B8%E3%81%A8%E6%A0%B8%E5%9E%8B%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84%EF%BC%8D.html


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