早坂久子

早坂 久子(はやさか ひさこ、1926年大正15年)2月12日 - 2017年平成29年)8月11日[1])は、日本劇作家である[2]脚本家としても活動し[1]日本脚本家連盟員でもあった[1]

経歴・人物

東京の生まれ[2]日本女子大学卒業後の1953年昭和28年)に早川書房に入社し[2]、同社が発行する『悲劇喜劇』の編集に携わる[2]。これによって同雑誌の戯曲研究会に加入し[2]、その後は自身での制作した作品を発表した[2]

多くの舞台の劇作に携わり[2]、賞を受賞する[2]。後に劇作家のみならず小説の舞台の脚本も携わり[2]、脚本家としても活動した[1][2]

受賞歴

手掛けた作品

劇作

  • 『相聞』
  • 『狐』
  • 『雁の帰るとき』

脚本

脚注

  1. ^ a b c d “早瀬久子氏がご逝去されました”. 日本脚本家連盟. 2024年2月23日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k “早坂久子”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社). 2024年2月23日閲覧。
岸田國士戯曲賞
1950年代
  • 第1回 該当作なし
  • 第2回 大橋喜一『楠三吉の青春』/小幡欣治『畸形児』
  • 第3回 該当作なし
  • 第4回 堀田清美『島』
  • 第5回 該当作なし
1960年代
  • 第6回 小林勝『檻』/早坂久子『相聞』
  • 第7回 該当作なし
  • 第8回 宮本研『日本人民共和国』『メカニズム作戦』/八木柊一郎『波止場乞食と六人の息子たち』『コンベヤーは止まらない』
  • 第9回 山崎正和『世阿彌』
  • 第10回 人見嘉久彦『友絵の鼓』/菅龍一『女の勤行』
  • 第11回 該当作なし
  • 第12回 川俣晃自『関東平野』/広田雅之『砂と城』
  • 第13回 別役実『マッチ売りの少女』『赤い鳥の居る風景』
  • 第14回 秋浜悟史『幼児たちの後の祭り』に至るまでの諸作品の成果
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
  • 第64回 市原佐都子『バッコスの信女-ホルスタインの雌』/谷賢一『福島三部作 第1部「1961年:夜に昇る太陽」 第2部「1986年:メビウスの輪」 第3部「2011年:語られたがる言葉たち」』
  • 第65回 該当作なし
  • 第66回 福名理穂『柔らかく搖れる』/山本卓卓『バナナの花は食べられる』
  • 第67回 加藤拓也『ドードーが落下する』/金山寿甲『パチンコ(上)』
  • 第68回 池田亮『ハートランド』
  • 表示
  • 編集