南方熊楠賞

南方熊楠賞(みなかたくまぐすしょう)は、南方熊楠没後50周年記念事業として1990年に発足した民俗学博物学学術賞である。和歌山県田辺市と南方熊楠邸保存顕彰会(のち南方熊楠顕彰会)による運営。

日本国内・国外を問わず、民俗学の分野・博物学の分野において顕著な業績のあった研究者に贈られる賞で、1年に1人人文部門と自然科学部門から毎年交互に選出される(一部の年を除く)。また、南方熊楠に関連した研究には特別賞が贈られる。受賞者には賞状(塩谷聴泉揮毫)、トロフィー(建畠覚造制作)、副賞(本賞100万円、特別賞50万円)が授与される。

受賞者

第1回から第10回

第11回から第20回

第21回から第30回

  • 第21回(2011年) - 自然科学の部:河野昭一
  • 第22回(2012年) - 人文の部:森浩一
  • 第23回(2013年) - 自然科学の部:杉山純多、特別賞:中瀬喜陽
  • 第24回(2014年) - 人文の部:石毛直道
  • 第25回(2015年) - 自然科学の部:井上勲、特別賞:萩原博光
  • 第26回(2016年) - 人文の部:中沢新一
  • 第27回(2017年) - 自然科学の部:加藤真
  • 第28回(2018年) - 人文の部:櫻井治男[1]
  • 第29回(2019年) - 自然科学の部:馬渡駿介
  • 第30回(2020年) - 人文の部:北原糸子

第31回から第40回

  • 第31回(2021年) - 自然科学の部:山極寿一
  • 第32回(2022年) - 人文の部:江原絢子
  • 第33回(2023年) - 自然科学の部:塚谷裕一
  • 第34回(2024年) - 人文の部:松岡悦子[2]

脚注

  1. ^ “南方熊楠賞に宗教学者の櫻井治男氏 皇学館大院特別教授”. 朝日新聞. (2018年3月14日). https://www.asahi.com/articles/ASL3G30NSL3GPXLB001.html 2018年3月18日閲覧。 
  2. ^ "第34回南方熊楠賞受賞者."南方熊楠顕彰館公式サイト. 2024年5月12日閲覧。

外部リンク