北海道大学新聞会

北海道大学新聞会(ほっかいどうだいがくしんぶんかい)は、かつてあった北海道大学の公認学生サークルであった団体。

概要

1926年5月14日に「北海道帝国大学新聞」として創刊する[1]。創刊号は、「本学創基の恩人クラーク先生の胸像成る」という見出しがついて、札幌農学校創設50周年とクラーク博士像の完成を伝える内容であった[1]太平洋戦争の時代は、「今ぞ示さん皇国の力」の見出しが出ていた[1]

1945年の終戦後も、1~3か月に1回の割合で、発行していた[1]。部員は2000年時点で20人いたが、2007年には発行が途絶えた[1]

2007年に休刊する[1][2]2011年4月号で復刊を果たすものの、復刊4号目の1032号をもって最終号となっていた[2][1]

しかし2018年4月、有志により再び復刊。このとき、発行元の名称が北海道大学新聞編集部に改められた。

出身者には藤倉善郎などがいる[3][4]

関連項目

脚注

  1. ^ a b c d e f g “北大新聞、たった1人の最終号 85年の歴史に幕”. 朝日新聞. (2011年11月7日). オリジナルの2011年12月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20111217165505/http://www.asahi.com/national/update/1202/TKY201112020230.html 2017年1月31日閲覧。 
  2. ^ a b 北の祖国よさようなら=北海道大学新聞の解散に寄せて - PJ NEWS|523
  3. ^ “豊富な潜入取材からみえたカルト団体との闘い方とは?”. 週プレNews/excite ニュース (2012年9月11日). 2013年5月4日閲覧。
  4. ^ “藤倉善郎|記事一覧|ハーバー・ビジネス・オンライン”. hbol.jp. 2021年10月30日閲覧。