元島名将軍塚古墳

元島名将軍塚古墳

墳丘(左に前方部、右に後方部)
所在地 群馬県高崎市元島名町
位置 北緯36度19分23.43秒 東経139度4分8.28秒 / 北緯36.3231750度 東経139.0689667度 / 36.3231750; 139.0689667座標: 北緯36度19分23.43秒 東経139度4分8.28秒 / 北緯36.3231750度 東経139.0689667度 / 36.3231750; 139.0689667
形状 前方後方墳
規模 墳丘長75m
高さ8.5m
埋葬施設 両袖式横穴式石室
出土品 銅鏡土師器ほか
築造時期 4世紀後半
史跡 高崎市指定史跡「将軍塚古墳」
地図
元島名 将軍塚古墳の位置(群馬県内)
元島名 将軍塚古墳
元島名
将軍塚古墳
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元島名将軍塚古墳(もとしまなしょうぐんづかこふん)は、群馬県高崎市元島名町にある古墳。形状は前方後方墳。高崎市指定史跡に指定されている(指定名称は「将軍塚古墳」)。

概要

  • 墳丘全長91-96メートル
  • 後方部幅45メートル、高さ8.5メートル
  • 前方部幅32メートル、高さ5メートル

井野川東岸の段丘縁に立地し、前方部を東南東に向ける。墳丘に沿った形で周堀があり、河原石による葺石が施されている。

明治年間に粘土槨が掘り出され、仿製四獣文鏡・石釧・鉄刀刀子・人骨などが出土したと伝えられている。

古墳は1973年昭和48年)に高崎市指定史跡に指定された。また、1981年(昭和56年)に周堀の確認調査が行われ、出土した土師器は附指定された。

  • 墳丘 左に後方部、右奥に前方部(島名神社)。
    墳丘
    左に後方部、右奥に前方部(島名神社)。
  • 後方部墳頂
    後方部墳頂
  • 前方部から後方部を望む
    前方部から後方部を望む
  • 前方部の島名神社
    前方部の島名神社

文化財

高崎市指定文化財

  • 史跡
    • 将軍塚古墳 附 周濠出土の底部穿孔壺型土器等一括資料 - 1973年(昭和48年)1月31日指定、1991年(平成3年)3月1日に土器等一括資料を追加附指定。

参考文献

(記事執筆に使用した文献)

  • 大塚初重・小林三郎・熊野正也『日本古墳大辞典』p286、東京堂出版、1989年。

関連文献

(記事執筆に使用していない関連文献)

  • 『八幡観音塚古墳 平塚古墳 八幡二子塚遺跡2 元島名将軍塚古墳2 -公共下水整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査-(高崎市文化財調査報告書 第487集)』高崎市教育委員会、2023年。  - リンクは奈良文化財研究所「全国遺跡報告総覧」。

外部リンク

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  • 将軍塚古墳 附 周濠出土の底部穿孔壺型土器等一括資料 - 高崎市ホームページ
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