ボストン高速道路天井板落下事故
ボストン高速道路天井板落下事故(ボストンこうそくどうろてんじょうばんらっかじこ、英語: Big Dig ceiling collapse)は、2006年7月10日、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンの高速道路ビッグ・ディグ(英語版)(州間高速道路90号線東端の地下化部分、全長2.6km)のテッド・ウィリアムズ・トンネル(英語版)で、天井板が12.2mの区間で崩落し、走行中の車1台が押しつぶされ1人が死亡した事故である。
現場は1993年に建設されたつり天井式トンネルで、最上部のコンクリート内壁からつった鋼材で支える約2トンの天井板10枚が落下した。
国家運輸安全委員会は2007年に事故報告書を公表。内壁に穴を開け、流し込んだ樹脂接着剤で留めたアンカーボルトが、天井板の重みに耐えられず次第に抜けたことが原因であるとして、施工不良や点検不備を指摘した[1]。
脚注
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関連項目
外部リンク
- 独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構 「欧州の有料道路制度等に関する調査報告書」(平成20年4月) 第6章 諸外国の最新事例調査 6-2 ビッグディッグ崩落事故 pp. 135-145
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座標: 北緯42度21分11.88秒 西経71度1分41.88秒 / 北緯42.3533000度 西経71.0283000度 / 42.3533000; -71.0283000